トマトで脂肪燃焼
京都大学の教授らが研究した結果で実証されており、トマトの成分から、脂肪を燃焼する遺伝子を活性化させる成分（不飽和脂肪酸の一種）が発見されました。
中性脂肪を減少させる働きを持っているこの成分ですが、社会問題にもなっている、メタボリックシンドロームを予防することにも役立ちます。
トマトが脂肪燃焼させてくれることが、知れ渡る前には、ダイエット方法のひとつとして、すでに、夜トマトダイエットが、広く知られていましたよね。
みなさんの中でも、夜トマトダイエットをしていた方もいらっしゃると思います。
ですから、「トマトがダイエットに効く」と言われても、「今さら、トマト？」と言う気持ちも、正直、ちょっとはあると思います。
夜トマトダイエットを過去にしていた方であっても、脂肪を減少させてくれる成分が入っているのが研究でわかったのでしたら、そんな素敵な食材を食べないわけには行きませんよね。
普段からトマトを買って食べている人は、スーパーでより多くのトマトを買い、普段、トマトを買わない人まで、この情報を知って買うのですから、それは当然、品薄に繋がるわけです。
また、トマトジュースはもっと手軽でよいですから、トマトジュースも当然、売れ行きが良くなり、品薄になるのです。
どこまでブームが続くかわかりませんが、次に画期的なダイエット方法が出てくるまで、続くことは確かでしょうね。
さて、トマトの成分が中性脂肪を減らすということですが、脂肪を燃焼させる遺伝子とは、どのようなものなのでしょうか。
遺伝子が直接、脂肪を燃やすわけではなく、この遺伝子が、脂肪燃焼させるために、必要である、酵素を作り出すのです。
要するに、トマトの中の成分で、遺伝子がより活発に脂肪を燃焼するようになります。
そして、手軽にトマトジュースでも、この成分を摂取することが出来るので、出先でも、会社でも、摂取できますから、トマトを食べるよりずっと簡単ですよね。
研究では、肥満マウスのエサに、この成分を混ぜて与えたところ、およそ4週間で、マウスの血糖値が下がり、血中の脂肪も下がったそうです。
また、脂肪燃焼の指標としている、直腸の温度が上昇したそうです。
肥満マウスに与えていたのは、人間にしてみると、1食あたり、トマトジュース200mlということです。
マウスが実験で摂取した量を、私たち人間に換算してみると、1日、3回、200mlのトマトジュースを飲めば、脂肪燃焼が促進されます。
それから、特にトマトジュースにこの成分が多く含まれているようですが、中にはトマトジュースが苦手と言う方も少なくありません。
そんな方は、新鮮なトマトや、トマトを使った料理、また、トマト製品にも同じ成分が含まれていますので安心です。
トマトジュース以外でも、効果は期待できるでしょう。
このトマトで脂肪燃焼で気をつけたいことは、トマトジュースの塩分です。
トマトを搾ったジュースの中には、塩分を含むジュースと、無塩のジュースがあります。
みなさんも、ご存知でしょうが、飲んでしょっぱいと感じるトマトジュースも中にはありますよね。
このように塩分が入っているトマトジュースを3回の食事の度に、飲んでいたら、間違いなく塩分の取りすぎになってしまいます。
18歳以上の男性で、適切な塩分摂取量は9.0グラム未満です。
そして、18歳以上の女性においては、7.5グラム未満となっています。
そんな中、食塩が含まれているトマトジュースを日に600ミリリットル、摂取した場合、3.6グラムの食塩を食べていることになりますね。
1日に摂取する食塩の半分を、すでにトマトジュースで取ってしまっていることになりますから、他の食事で塩分も取ることを考えれば、摂取量はかなりオーバーしてしまいます。
脂肪燃焼効果でダイエットにとても良い、トマトジュースですが、塩分の含まれないジュースを選ぶなど、塩分の過剰摂取に気をつけなければなりません。
脂肪燃焼のサプリメント
ダイエットの基本は脂肪燃焼です。
脂肪燃焼で注目したいのが脂肪燃焼のサプリメントです。
様々なサプリメントが販売されています。
サプリメントを飲むだけで脂肪が燃焼するのです。
脂肪を燃焼させることができれば、それが直接ダイエットの効果となるのです。
ダイエットをしようと考えている人の多くは、食事制限や運動などをしようと考えていることでしょう。
それ自体は間違っていないのですが、どうしても長続きしないのです。
効果があってもそれを続けられなければ意味がありません。
脂肪燃焼とお茶
お茶で脂肪燃焼を促進しようと言うことが注目されているようです。
もちろんダイエットのためです。
びわ茶はどうでしょうか。
くすりの木として昔からびわの木は知られているそうです。
そのびわを使ったお茶が商品として販売されているのです。
メタボ効果が期待されているのです。
多くのメディアで紹介されているようです。
味はほんのり甘い感じです。
日常的に飲むのもいいですが、焼酎に割って飲むとおいしいそうです。
胃がすっきりする感じでしょうか。
それから、ファンケルが販売しているカロリミット茶はどうでしょうか。
ギムネムと言う成分がカロリーをコントロールしてくれるのです。
カロリット茶は粉末の商品です。
お湯に溶かして飲みます。
旅行などにも携帯できますから、いつでも飲むことができるのです。
香ばしい香りの玄米茶のようです。
それから、プーアール茶です。
7年以上も熟したお茶をプーアール茶と呼ぶのだそうです。
もちろんノンカロリーです。
ダイエットにはもってこいですね。
癖のないさっぱりした口当たりがおすすめです。
お茶を飲んで脂肪燃焼を促進することができれば、ダイエット効果も高まるでしょう。
お腹の脂肪
お腹の脂肪を減らしたいと思っているのは女性よりも男性に多いのかもしれません。
メタボを指摘されている人は会社からも痩せるように指導されているのです。
お腹の脂肪を減らすための方法はいろいろとあるのですが、どれも長続きしない人が多いようです。
脂肪燃焼の観点から考えてみましょう。
お金を掛けたくないのであれば、実は簡単な方法があります。
それは呼吸法を変えると言うことです。
ゆっくり息を吸いながら、おなかを引っ込めます。
そして、息を吸い込んだら今度は吐きます。
ゆっくりとです。
大事なのはおなかを引っ込めることを意識することと、吐く時には目いっぱい吐くことです。
お腹はずっと引っ込めたままです。
腹式呼吸を知っている人ならばわかるでしょうか。
10秒吸って、10秒吐くのです。
腹式呼吸と違うところはずっとおなかを引っ込めたままだと言うことです。
これでどのような効果があるのでしょうか。
体内では脂肪燃焼が始まっているはずです。
もちろん、この方法でおなかを引っ込めたと言う人はいますが、商品とはなりませんからインターネットで見かけることもあまりないようですね。
どこででもできる方法ですから一度試してみましょう。
ダメ元です。
脂肪燃焼のためのサプリメントなどもたくさん販売されていますが、長く続けていくためにはそれなりのお金が必要です。
お金を掛けずに気軽に始められるダイエットが一番なのです。
それでも続けていくためには意思をしっかりと持っておくことは大切です。
脂肪の減らし方
脂肪を減らしたいと思っている人は脂肪の減らし方を知っているのでしょうか。
正しいやり方をしないと、脂肪を減らすことができないのです。
脂肪燃焼の仕組みを知っておくことが大切ですね。
脂肪を減らすためには摂取するカロリーよりも消費するカロリーを増やす必要がありますが、それだけでは不十分です。
脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があります。
どちらもダイエットのためには減らさなければなりませんが、減らす方法が異なります。
内臓脂肪は比較的簡単に減らすことができると言われているのです。
有酸素運動などをすると内臓脂肪から先に消費されていくからです。
皮下脂肪を減らすためにはもっと努力しなければなりません。
一般的には運動とバランスのとれた食事が必要だと言われています。
しかし、それができないから太っているのです。
痩せている人には簡単なのかもしれませんが、多くの人にとってはダイエットは難しいことなのですね。
脂肪燃焼を考える時にも、バランスのとれた食事をしていれば問題ありません。
しかし、日常生活の中でバランスとのとれた食事は意外と難しいと言うことなのでしょう。
個人的な好みもあります。
私たちの生活は豊かになりましたが、健康的な生活なのかと問われるとちょっと疑問符が付くのです。
便利になった代わりに不健康になってしまったのでしょうか。
自分は太る体質だと思っている人は生活習慣を改めてみる努力をしましょう。
何もせずに痩せようと考えるのはあまいのです。
