脂肪燃焼とは

脂肪燃焼の仕組みを紹介しましょう。
カニズムを知ることによって、どのような運動が効果的なのかを知ることができます。
また、日常生活において脂肪燃焼を意識した生活をすることもできますね。
脂肪は体のエネルギーの源です。
脂肪がなければ運動することはできないのです。
脂肪が燃焼することによってエネルギーとなっているのです。
まず、運動をすると体温が上がります。
それによって血糖値が下がります。
下がり始めた血糖値を安定させようとして、グルカゴンが血液中に分泌されます。
それによって、脂肪分解酵素リバーゼが働き始めます。
体脂肪を脂肪酸グリセリンに分解するのです。
分解された脂肪酸は血液中に入ります。
この脂肪酸を遊離脂肪酸と言います。
遊離脂肪酸が血液によって筋肉に運ばれます。
そして、エネルギーとして消費されていくのです。
これが脂肪燃焼の仕組みです。
つまり、運動することによって脂肪を燃焼させることができるのです。
遊離脂肪酸は通常でも存在しています。
有酸素運動を20分以上しなければ効果がないと言われるのは、遊離脂肪酸が消費されて体脂肪が分解され始めるまでにそのくらいの時間がかかるということです。
20分で運動を止めてしまうと、脂肪の分解が始まらないと言うことです。
また、有酸素運動で大事なのは、適度な運動量であることです。
軽い運動ではエネルギーの消費が少ないために、脂肪の分解が進みません。
体力のある人はそれなりの負荷をかけてやる必要があるのです。